調整力を生かす
なにかの問題があるときにそのことだけを見てしまう人が多い中で、天秤座は俯瞰的な視点から眺めるという力があります。
全体と部分のアンバランスを直感的に読み取ったり、目には見えない違和感などを感じることができるのです。
二つ以上の物事や何人かの人がいる場合は、それぞれの良さを生かしつつ関係性を改善することもできるでしょう。
異種のものを絶妙に混ぜ合わせて、そこに調和をもたらすというのは天秤座の素晴らしい才能のひとつです。
頭の回転が速くコミュニケーション能力も高いので外交的な難しい問題などを扱う場所でもその才能は大いに発揮されるでしょう。
客観的な観察力
享楽的な傾向がある天秤座を美しくスマートに見せてくれているのは、じつはその理性的な思考かもしれません。
どんなに美しさを求めても客観的に評価する目をもっていなければ独りよがりな俗物になってしまうでしょう。
天秤座がどこか洗練されたムードをもっているのは論理的かつ客観的な観察力を自分自身にも向けているからです。
感情に飲まれることなく心の均衡を保つことができるのはすばらしい才能だといえるでしょう。
豊かな感性を生かしつつ客観性を失わないというのは実はとても難しいことで、絶妙なバランス感覚の上になりたっているといえます。
冷静でありながら心の豊かさを持つ天秤座はイメージするものを具現化していくことに優れています。
愛される力を高める
どんなに実力や才能があったとしてもそれを形にしていくには一人で成し遂げられるものではありません。
ほとんどの場合、だれかの協力があってこそ出来ることですから、どんなサポートを受けられるかというのは重要なポイントになってくるでしょう。
当然のことながら「愛される人になる」ということと「自分らしさを捨てて相手にへつらう」とは別のことです。
天秤座は、社会で生きていくためには愛されることがどんなに大切なことかを肌感覚で知っている人達だといえるかもしれません。
せっかく人に愛されやすいという素質をもっているわけですから、その才能をさらに伸ばしていきましょう。
与えられるだけでなく自ら愛する心を持ったなら、すばらしい人間関係を作り上げることができるでしょう。