日和見的な考え
いつも楽しくいたいという気持ちがあるためか、天秤座は辛いことや嫌なものから目をそむけようとする傾向があるようです。
イソップ物語の「アリとキリギリス」でいうなら明らかにキリギリスタイプで、将来のことを思い悩むよりは今を楽しみたいと考えます。
そのため計画的に物事を進めようと思ってもそれを守ることが難しくなり「今さえ楽しければOK」という日和見的な考えになりやすいでしょう。
また「適当にごまかして乗り切ろう」なんてつい考えてしまうこともあるかもしれません。
言葉が巧みな天秤座はイヤなことをうやむやにしてしまうのが得意だったりしますが、それを繰り返していると、いつかネガティブな結果となって自分に戻ってきてしまうでしょう。
軽やかに生きるのが天秤座の美点ですが、計画性をもって確実に進むことも大切です。
見栄えを気にしすぎる
美しくありたいと考えることは美点ではあっても悪いものではないでしょう。
服装を整えたり美しくいることは、自分がハッピーになるだけでなく周囲の人も明るい気持ちにしてくれるものです。
しかし、もしその美意識が鋭くなりすぎて極端に見栄えを気にしすぎるようになると話は違ってきます。
見た目を気にしてファッションにお金をかけすぎたり、不自然なほど自分をよく見せようとしたり、内面的なものより表面だけを取り繕おうとしたなら心の審美眼はすでに濁ってしまっているということでしょう。
中味よりもパッケージに気を取られてばかりいると本当に大切なものを見逃してしまうかもしれません。
斜に構えがち
できるだけ格好悪いことはしたくないと考える天秤座はスマートに振舞うことを好みます。
熱くなりすぎている自分を見せることを嫌い、いつもさりげなくサラリとしていたいのです。
理性派の天秤座はもともとクールで冷静な部分がありますから感情をみせることには特に抵抗があるようです。
本人はクールに決めているつもりでも、周囲の人からはその斜に構えた態度が癇にさわり「格好ばっかりつけちゃって・・・」なんて思われているかもしれません。
一生懸命に取り組む熱すぎる態度も時として悪くないでしょう。
斜に構えなくてもすでにクールですから真摯な態度をみせたほうが好感がもたれやすいといえます。