だれとでも仲良く
社交的で公平な感覚を持っている天秤座は分け隔てなくだれとでも付き合います。
話しかたり話しかけられることにあまり緊張感がなく、興味がある人には自分から近づいていくようなところがあります。
人との会話に何かの意味を求めているというよりも、たわいのない会話や人とのふれあいなどその関係性を楽しんでいるのです。
雑談力に優れている人が多く、決して重くならない軽やかな会話をすることができるでしょう。
人間関係を自ら狭めることはなく、友達も友人も多ければ多いほどうれしいと感じるかもしれません。
「人脈を広げていけばいつか役立つはず」という利己心ではなく、社交を楽しんでいるうちに知り合いが増えたというような感覚です。
愛されることが重要
天秤座が人間関係に求めるものは沢山ありますが、その本質は「愛情の交流」かもしれません。
理性的ながらも人間関係にはとても感覚的で、目に見えない「愛」を社交という形で洗練させていこうとします。
ここでいう愛というのは恋人やパートナーへ向けるような強い感情だけでなく、友情や好意的な感情などの軽やかなものも含んでいます。
天秤座は一生を通して愛を求めて生きていくため、人に愛されることを何よりも重要視します。
愛されたいという気持ちが無意識に働くために、好感をもたれるような表情や態度を心がけるともいえるでしょう。
優しく微笑む天秤座の心には、どこかに愛への不安が隠されているかもしれません。
公平な態度で臨む
人と接する機会が多い天秤座が心がけていることは、誰に対しても公平な態度で臨むということです。
もちろん好き嫌いがないわけではなく、むしろ心の中では好きな人と嫌いな人の線引きをしていることも多いでしょう。
しかし、天秤座はその気持ちを相手に見せたりぶつけることはありません。
苦手な人に対しても、他の人と変わらない態度でにこやかに接しようとするでしょう。
自分の感情を表に出さないというのは社交における大原則ですが、天秤座はその感覚を自然に身につけているのかもしれません。
誰にでも公平な態度をとるため八方美人だと思われてしまうこともありますが、それはある意味で社交マナーでもあるのです。