個性と個性のぶつかりあい
マイルドな交流をのぞむ天秤座は腹を割って話をしたり、個性全開でぶつかりあうような激しい関係は好みません。
一時的にそうなる分には良いとしても、いつもそんな空気感が漂っているとストレスがたまり、何より全く楽しくありません。
天秤座は他者と対立することを好みません。
闘争心をむき出しに近づいてこられると、その粗暴(に思える)態度がいやになってしまうのです。
プライベートであればさっさと逃げ出してしまいますが、職場などでは面倒くささに嫌気がさして冷たい態度をとってしまうかもしれません。
ストレートで素朴すぎ
軽やかで洗練された会話を求める天秤座は、泥臭い関係が苦手です。
ガサツな態度で話の腰を折ったり、センスのないツッコミを入れられたりすると冷めた気持ちになってしまいます。
また空気をまったく読めない人や、ノリが重すぎるような人とも付き合いにくいと感じるでしょう。
率直であるのは良いのですが、あまりにストレートすぎる物言いなどにもうんざりしてしまいます。
世間知らずで素朴な人のことは嫌いではないものの、自分とは世界が違う人なのだなと感じてしまうかもしれません。
一緒にいても会話が弾まない社交センスに欠ける人がどうにも苦手なのです。
関係が重過ぎる
風のように軽やかに多くの人と社交を楽しみたい天秤座は、ひとりの人間と深い関係を持つのは荷が重いと感じてしまうでしょう。
感情的に人を巻き込もうとしたり、本音をさらしてお互いの傷を舐めあうような関係などは逃げ出したくなってしまいます。
天秤座は人間関係に深い意味をもたせることを好みません。
本心では濃い関係をのぞんでいたとしても(そういう天秤座は少ないですが)できるだけサラリとしているように努めています。
狭い人間関係に固定されてしまうと、天秤座が目指す「広い人間関係の中から自分らしさを構築していく」ということができなくなってしまうからです。
軽い関係を求めるのは、天秤座の魂に組み込まれたものなのです。